【美容家解説】男性も「クレンジング」する時代？本当の意味と使い方を解説

こんな声に美容家 Kanako がお応えします。

この記事を読むと？

「クレンジング」は、女性がメイクアップを落とすときに使うものというイメージがあります。ですが、クレンジングは女性だけが必要なものではありません。メイクアップをしていない男性でも、使う意味がある「洗顔方法」であるといえるのです。

この記事では、男性にとっての「クレンジング」の意味と必要性、使い方までをご紹介します。クレンジングの本当の意味を知って、正しくスキンケアに取り入れてみましょう。まずは、男性がするべき「クレンジング」の3つの意味をご紹介していきます。

男性がするべき「クレンジング」の3つの意味

男性がクレンジングをする意味は、以下の3つが挙げられます。

メイクアップをしていない場合でも、日焼け止めを塗ったり毛穴の汚れを落とすという目的で、クレンジングは必要なのです。クレンジングの3つの意味をさらに詳しく説明します。

クレンジングの意味1:毛穴に詰まった汚れ落とす

男性がクレンジングをする意味の1つ目は、毛穴に詰まった汚れを落とす事です。

顔は毎日洗っていても、毛穴の奥の汚れは残りやすく詰まりやすいです。クレンジングを使うことで、毛穴に詰まった頑固な汚れを分解する事ができるため、毛穴詰まりによるニキビのトラブルを防ぐことに繋がるのです。クレンジングをして、毛穴に詰まった汚れを落とす事は、肌を清潔に保つために重要であることがわかります。

クレンジングの意味2:油汚れを落とす

男性がクレンジングをする意味の2つ目は、顔に付着している油汚れを落とす事です。お顔の表面には、１日で出た皮脂や汗などの汚れが付着しています。顔から分泌される皮脂は「油分」です。皮脂が長く顔に停滞すると、油を好む顔の常在菌が増殖して、ニキビなどの肌トラブルが起こる可能性があるのです。

そのため毎日のクレンジングを正しく行なって、油汚れを取り除くことがとても重要なのです。

クレンジングの意味3:日焼け止めなどを落とす

男性がクレンジングをする意味の3つ目として、日焼け止めなどの成分を洗い流す事が挙げられます。紫外線によるシミや赤みなどからお肌を守るために、日中に日焼け止め効果がある製品を使うことはとても重要です。肌のトラブルを防ぐために、日焼け止めを日常使いしている男性も多くなってきました。

日焼け止めの中には、「洗顔のみでOK」と表示がある製品もあります。ですが、洗顔だけでは落とせない成分でできているものも多くあるのです。日焼け止めを使用するときは、クレンジングが必要なものかどうかも確認してみると良いでしょう。

日焼け止めは目に見えない「薄い膜」を作って皮膚表面を紫外線から守るスキンケア製品。
役割が終わった１日の終わりには「クレンジング」をして膜を洗浄することが必要！

次の章では、「クレンジング」と「洗顔」の意味の違いを詳しく説明していきます。

「クレンジング」と「洗顔」の意味の違いとは？

男性がクレンジングをする意味は知る事ができましたね。次は、洗顔とクレンジングではどのような違いがあるのかをみていきましょう。

洗顔は「汗やホコリ」を落とす

洗顔の特徴として言えることは「洗顔は顔に付着している汗やホコリを洗い流すものである」ということです。洗顔をすることで、お肌に必要なくなった肌表面のアカや付着した汗、顔についたホコリなどを洗い流すことが可能です。

クレンジングは「油汚れ」を落とす

クレンジングは、メイクや日焼け止め、皮脂などの脂汚れや毛穴につまった汚れを落とすことが可能です。一般的に、クレンジング剤の方が洗浄力が高いので、頑固な汚れや毛穴の奥にこびりついた汚れを落とす事も期待できるのです。

このように、クレンジングが洗浄するのは主に「油性の汚れや落ちにくい頑固な毛穴のつまり」で、洗顔は主に「水性」の汚れを落とす事ができるという違いがあるのです。

「クレンジング」と「洗顔」の両方使いは意味がある？

「クレンジング」と「洗顔」の両方を使うことは、製品によっては「意味がない」と言えます。なぜなら男性用として販売されている洗顔料には、「クレンジング効果」が備わっているものが多いため、わざわざクレンジングを使用する必要がないからです。

クレンジングを使う意味は「油汚れを落とすため」でした。洗顔料の成分に、油分を分解する成分（または効果）があるのであれば、クレンジングのみで使用する必要がなくなるのです。次の章では、男性におすすめできるクレンジング効果がある洗顔料をご紹介していきます。

おすすめ！クレンジング効果のある洗顔料

クレンジングと洗顔の両方を使うことは、製品によっては「意味がない」ことがわかりました。一つで洗顔とクレンジングが両方できる、男性におすすめのクレンジング製品を紹介します。

オルビス /ミスターウォッシュ

■価格　1,540円（税込）
■公式サイト オルビス
■特徴

男性の肌の頑固な皮脂汚れをしっかり洗い流す事ができる洗顔料。炭とクレイ成分が配合されていて、濃密な泡が皮脂汚れを絡め取ります。洗い上がりはスッキリ。洗い上がりの爽快感が欲しい人におすすめです。

バルクオム/The face wash

■価格　3,300円（税込）

■公式サイト【バルクオム】

■特徴

洗浄力の高い天然のミネラルクレイ成分が配合された洗顔料。弾力のある泡で、毛穴に詰まった皮脂汚れなどの油性汚れもクレンジングができます。さっぱりとした洗い上がりですが、肌に必要な保湿成分は守りながら洗いあげます。しっかり汚れを落としながら、肌の潤いは残したい人におすすめです。

クリニークフォーメン /チェコールフェイスウォッシュ

■価格　4,400円（税込）
■公式サイト　クリニークフォーメン
■特徴

男性特有の肌悩みに着目して作られた洗顔料です。テカリや毛穴詰まりもすっきりと洗い上げるジェル状洗顔料。肌に必要な潤いは残しながら洗うため、乾燥やつっぱり感を感じないお肌になります。乾燥でお悩みの人や、つっぱり感が出やすい人におすすめです。

男性のお肌におすすめのクレンジングを紹介しました。次の章では、正しいクレンジングの方法を紹介していきます。

正しいクレンジングの方法

クレンジングは、正しく使う事で「意味のあるスキンケア」になります。毎日のクレンジングを見直して、正しく油汚れを落としましょう。正しいクレンジングの手順は4つです。

シンプルな工程のように見えますが、顔を洗う時に意識しながら行っている人はあまりいません。詳しくポイントを解説していきます。

クレンジング手順1:顔をしっかりと濡らす

クレンジングの泡が汚れと馴染みやすくするために、顔を濡らしておくことが重要です。

毛穴も開きやすいぬるま湯で、熱すぎないため肌に負担をかけずに洗う事ができます。

クレンジング手順2:泡をよく立てる

クレンジング剤はしっかりと泡を立てましょう。濃密な泡を作る事で、油汚れの分解力が高まります。洗顔用の泡立てネットなどを使用して、よく泡立ててから使用しましょう。

クレンジング手順3:汚れとしっかり馴染ませる

クレンジングの泡を使って、皮脂の出やすい鼻まわり・おでこ・顎を入念に洗います。

乾燥しやすい頬や口回りは、最後に馴染ませていきます。

クレンジング手順4:しっかりとすすぐ

泡がなくなるまでしっかりとすすぎましょう。クレンジング剤が肌に残ったままでは、肌トラブルの原因になります。特に流し忘れが多いのはフェイスラインです。流し忘れを防ぐためにも、すすぎは20回以上すると良いとされています。

クレンジングを始めて清潔なお肌を手に入れよう

今回は、男性が「クレンジングをする意味」について説明していきました。スキンケアの中でも、汚れを落とすクレンジングのパートは最も重要です。この機会に、今使用している洗顔料やクレンジング方法を見直して、清潔で魅力的なお肌を育てて行きましょう！

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