こんな声に美容家 Kanako がお応えします。
この記事を読むと?
この記事のPOINT
- お湯だけの洗顔でOKな理由を知れる
- 洗顔でお湯だけでもよいのは乾燥肌の方だけだとわかる
- 男の正しい洗顔方法を知ることができる
「男は洗顔料を使わないとダメなのかな?」そんな疑問を持っていませんか?じつは、洗顔はお湯さえあればできます。しかし、お湯だけの洗顔をおすすめできる肌質は乾燥肌の方のみです。乾燥肌の方は、洗顔料を使わずにお湯だけで洗った方がよい場合があるのです。
この記事では、乾燥肌の洗顔がお湯だけでもOKな理由について解説します。お湯だけの洗顔は肌荒れしないのか、どんな人に向いているのかなど、気になる疑問についても説明します。
さっそく、洗顔がお湯だけでもOKなたった一つの理由を見ていきましょう。
目次
洗顔はお湯だけでもOK!たった一つの理由

洗顔を、お湯だけでしてもよいたった一つの理由は、肌のうるおいを守れるからです。
- 理由:お湯だけの洗顔にすると、肌のうるおいを守れるから
男性の肌質は、皮脂の分泌が多く皮脂によるトラブルが出やすいのが特徴です。
そのため、お湯だけの洗顔がおすすめなのは、乾燥肌の方に限ります。脂性肌や混合肌のように、洗顔に洗浄力が必須な肌質も存在するので気をつけましょう。
乾燥肌がお湯だけで洗顔をした場合、なぜ肌のうるおいが守れるのでしょうか?じつは、肌のうるおいは、肌がもともともつ「うるおい膜」が関係しているからです。次の章で解説しますね!
お湯だけだと「うるおい膜」が流されない?
乾燥肌がお湯だけで洗顔をした場合、肌がもともともっている「うるおい膜」を守りながら洗える可能性が高まります。
うるおい膜とは、皮膚の表面にある天然の膜です。皮脂と汗がバランスよく分泌されて膜となり、肌内部の水分蒸発を守る働きをしています。
乾燥肌にとっては、このうるおい膜がとても重要です。洗顔料を使ってうるおい膜まで洗い流してしまった場合、肌の乾燥が悪化してしまうかもしれないのです。では、お湯だけで洗顔をすれば乾燥肌は改善するのでしょうか?答えは、次の章で解説していきます。
お湯だけの洗顔で乾燥肌は改善するのか?

お湯だけの洗顔をすれば、乾燥肌は改善するのか?答えから伝えると「No」です。
- 洗顔をお湯だけでしたからといって乾燥肌は改善しない
乾燥を改善するためには、洗顔だけではなく保湿などのスキンケアが最も重要です。
"【美容家が解説】バルクオムの化粧水・乳液の「3つの効果」と使い方"の記事では、乾燥トラブルにおすすめの【バルクオム】の製品についてを解説しています。乾燥を改善するためには「化粧水と乳液」を使うべきという理由が分かりやすく説明されています。正しい保湿ケアについて詳しく知りたい人は、以下のリンクをクリックして記事を読んでみてください。
・https://mens-biyo-station.com/skincare/bulkhomme-lotion-howto/
乾燥肌であれば「お湯だけの洗顔でOKなのか?」という話に戻りましょう。
男性は、乾燥肌でも皮脂が分泌します。皮脂だけではなく、皮膚には汚れなども付着するのです。場合によっては、お湯だけの洗顔では汚れが落ちきらず、菌が繁殖することもあります。そうなると、お湯だけの洗顔が原因で、肌荒れを引き起こすかもしれません。そのため、夜は洗顔料を使って洗うようにするべきです。
乾燥肌の人は「朝の洗顔であればお湯だけでもOK」です。なぜ朝の洗顔だけならOKなのかは、次の章で解説していきますね!
朝の洗顔はお湯だけでもOK!

男性の洗顔でも、朝はお湯だけでもOKです。しかし、お湯だけの洗顔がおすすめなのは乾燥肌の方に限ることを覚えておきましょう。
乾燥肌の方は朝の洗顔をお湯だけにしてOK
乾燥肌の方でも、夜は必ず洗顔料を使う必要があります。日中に付着した汚れや皮脂を洗い流すためには、洗顔料が必要だからです。朝の洗顔は、寝ている間にかいた汗や埃などの軽い汚れを洗い流します。過剰に皮脂が出ていない限り、お湯だけでも洗い流せます。
夜の洗顔では汚れをしっかりと洗い流して、朝の洗顔ではうるおいを守るというバランスが重要です。お湯だけでする洗顔方法にはコツがあります。詳しく見ていきましょう。
お湯だけでする洗顔のコツ
お湯だけでする洗顔方法には3つのコツがあります。
- お湯の温度は36度前後にする
- よくすすぐようにする
- 洗い上がりにベタつきがある場合は洗顔料を使う
洗顔は、熱すぎるお湯でするのはおすすめしません。熱すぎるお湯は肌への刺激になったり、うるおい膜を洗い流してしまったりします。36度前後のぬるま湯で、顔のすみずみまでお湯が当たるようによくすすぐのが大切です。
また、洗い上がっても顔のベタつきが残っている場合は、過剰な皮脂が付着している可能性があります。ベタつく場合は、必ず洗顔料を使うようにしましょう。顔にベタつきが残っているにもかかわらず、お湯だけの洗顔にしてしまうと「肌荒れの原因」になります。
次の章では、お湯だけの洗顔で肌荒れをする理由を解説していきます。
洗顔はお湯だけだと肌荒れする?

乾燥肌であっても、洗顔をお湯だけですると肌荒れする場合があります。
- お湯だけの洗顔で皮脂や汚れが落ちきれていないと、肌荒れする
肌に過剰な皮脂や汚れがついたままだと、毛穴に詰まったり菌が繁殖したりする原因になり、肌荒れします。毛穴詰まりや菌の繁殖による肌荒れは、乾燥肌に限らず、すべての肌質に共通している肌荒れ原因です。
洗顔後にベタつきが残っている場合は、洗顔料を使って洗い直すか、洗顔方法を見直す必要があるかもしれません。次の章では、洗顔料を使った場合の正しい洗顔方法をまとめています。
この機会に、自分が正しい洗顔方法でできているかを見直してみましょう。
男の正しい洗顔方法

この章では、すべての肌質におすすめの正しい洗顔方法をご紹介します。洗顔料を使って、丁寧に汚れを浮かせて行う方法です。洗顔方法は5つのステップに分かれます。
- お湯の温度は36度前後に設定しておく
- ぬるま湯で予洗いする
- 洗顔料をよく泡立てる
- 丁寧に汚れと馴染ませる
- よくすすぐようにする
ステップごとのコツを紹介しながら、正しい洗顔方法を解説していきますね。
洗顔ステップ1: お湯の温度は36度前後に設定しておく

洗顔のお湯は、36度前後のぬるま湯がベスト。熱すぎるお湯は肌への負担になり、冷たすぎるお湯では汚れが落ちにくくなってしまいます。顔を洗い始める前に、お湯の温度を設定しておきましょう。
洗顔ステップ2: ぬるま湯で予洗いする

洗顔は、ぬるま湯で予洗いするのがコツです。数回、ぬるま湯だけで顔をすすぐようにして濡らします。汗や埃などの簡単に落ちる汚れが流されます。また、顔が濡れている方が洗顔料が馴染みやすくなるというメリットもあります。手のひらも濡らしておきましょう。
洗顔ステップ3: 洗顔料をよく泡立てる

洗顔料をよく泡立ててから使います。男性の肌向けの洗顔料には、泡立つ洗顔料がおすすめです。泡立つ洗顔料は、肌を擦らずに汚れを吸着しやすいのが特徴です。摩擦が減り、肌負担も軽くなります。さらに、泡洗顔は汚れが落ちやすいので、まさに男性の肌にぴったりなタイプといえます。
"【2022年版】メンズ洗顔料おすすめ10選|肌に合わせて選ぶ方法"の記事では、男性のお肌におすすめの洗顔料10製品を紹介しています。肌質に合わせて選ぶ方法も解説しているので、自分に合う洗顔料を知りたい方は下のリンクをクリックして記事を読んでみてください。
・https://mens-biyo-station.com/useful/mens-facewash-recommendation/
洗顔ステップ4: 丁寧に汚れと馴染ませる

洗顔料を泡立てたら、丁寧にゆっくりと顔に馴染ませていきます。指の腹を使って円を描くようにして馴染ませて、爪を立てずに洗います。手を早く動かすと力が入りすぎて、摩擦を起こして肌を傷める可能性があるので気をつけましょう。
特に、鼻周りやおでこ、眉間は汚れが溜まりやすいパーツなので。念入りに馴染ませます。
洗顔ステップ5: よくすすぐようにする

洗顔の最後は、よくすすいでください。洗顔料を馴染ませた時間の2倍ほどかけて、お湯で流しましょう。フェイスラインや髪の毛の生え際など、流し忘れに気をつけてください。
正しい洗顔で肌荒れしにくい肌を育てよう!
今回は、乾燥肌の方にお湯だけの洗顔がおすすめの理由をご紹介しました。お湯だけの洗顔は、肌のうるおい膜を守りながら洗えるため、朝の洗顔には取り入れると良さそうですね。
しかし、乾燥肌でもベタつきが気になった場合は、必ず洗顔料を使って洗うようにするのが重要です。肌質や肌の状態に合わせて正しい洗顔をすることが、肌荒れしにくい肌を育てるコツなのです。まずは今日の洗顔から、自分の手順を見直してみてくださいね。

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